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模擬試験 活用方法

2021年04月29日
カテゴリ:
全学年対象すべて
こんにちは。
大塚ゼミナールでございます。
さて、今年度もはじまり約1か月。中高生は、そろそろ模擬試験が始まってくることでしょうか。
塾の自習室でも模擬試験の直しをする生徒が見受けられるようになりました。
みんなが必要性を感じて受験する模擬試験ですが、そもそもどのように活用するのがベストなのでしょうか。
①成績の定点管理ツールとして。
これは、当然のことながら判定やら偏差値が出ますのでそれをみれば一目瞭然でしょう。志望校までの距離も判定・偏差値比較を通じながらつかむことができます。
→ただし、ここで私には○○大学(○○高校)は難しいのではないか。目標を下げよう…と弱気になってしまう生徒がでてきます。これは、大きな間違いです。というのは、今現状での定点観測でしかないわけです。むしろ、勉強をはじめたての生徒が最初から大きな結果がでるほうがおかしいです。ここは、学習した範囲での模擬試験での仕上がり具合の確認や達成度を調べあくまで自分の軌跡上での比較に努めるべきでしょう。
②弱点克服ツールとして。
模試の個票には、苦手単元やら課題やらが一目瞭然にまとまっています。ですので、まず第一段階は、しっかり個票を読み取ることが大切です。(偏差値や判定で一喜一憂していても意味がありません。)
ただし、もっと言えば個票が返却されるタイミングは、速い模擬試験で1週間程度・遅いとひと月程度かかります。そのため、各人で受験した当日(できるだけ記憶が鮮明な時期)に解き直しをすることをおすすめいたします。そうすることで、どうしてその問題が間違いに至ったのかというルートが判明することでしょう。それを正していくことが成績アップの秘訣といえます。
③テストとしての答案作成能力向上ツールとして。
問題集では、練習段階では、解けたのに…。という話は、よく聞く話です。こういったことは、どうして起こるのでしょうか。それは、試験慣れ(答案作成慣れ)していないことが一つ考えられます。自分の特性を把握し、解答する問題に優先順位をつける、時間配分を決める、どれくらいの正答率を目指すか、など答案作成能力アップに求められてくる要素というものがあります。これらは、模擬試験で身に付けるのが最良でしょう。
このように、模擬試験にはたくさんのメリット・効用があります。正しく活用し、志望校合格のツールにしましょう。

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