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教科ごとの厚みの違いを押さえることが大事

2025年09月14日
カテゴリ:
全学年対象すべて
こんにちは。
大塚ゼミナールです。
受験生は、受験勉強真っ只中といったところでしょうか。
また、受験生でない生徒にとっては文化祭や修学旅行などで忙しい時期でしょうか。
とは言っても、すぐに定期考査が来ますので要注意が必要です‼
 さて、タイトルに書かせていただいたことですが、『教科ごとに厚みが違い』とは、成果が上がるまでの時間が長時間必要なのか短時間必要なのかということです。
たとえば、学習して(暗記して)すぐに結果に結びつく教科は、厚みが薄い教科ということができます。具体的には、理科(高校生は除く)・社会(中学・高校ともに)があげられます。
 中学生であれば、理科・社会の指導内容(中学校の指導要領)は決して多くなく、短期間で内容自体を暗記してしまうことも難しくありません。(高校理科は、どちらかというと、運用力を問うものが多いため、この分類には当てはまらないです。)
 一方で、英語・数学は、厚みが厚い教科であり、多くの生徒は、克服する(学力を上げる)までに長い期間を要するはずです。それは、たとえば英語の受動態の学習をする場合、≪❶助動詞の内容➋時制の内容❸疑問詞の内容❹一般動詞・Be動詞の内容❺文型の内容≫と多くの別項目と強く連関しています。そのため、受動態だけ理解しようとしてもなかなか成果を上げることは難しいのです。
 また、出題の仕方をとってみても、中学理科や社会などは、一問一答形式のようにある程度パターン化することが可能であり、このような教科は、問題集をやりこむ学習スタイル(質より量型)がお勧めです。そのため、やりこみ量にもよりますが、比較的短期間での成績アップは難しくないといえます。
 一方で、厚みの厚い教科になると、同じ問題がほぼ出ない(英語の長文・数学の図形問題や応用問題)ため、量を漠然とこなしていてもなかなか成果を上げることは難しいでしょう。なるべく一般化してその問題ではどういった考え方が求められているかという思考力を高めていく必要があります。(これらの教科の中には、パターン化可能であり、質より量型の対策が効果的な分野もあります。)→塾や予備校の授業で身に着けていただきたいのは、まさにこの思考力の部分です。そのため、なかなか体得するまでには時間がかかります。(言い換えれば時間はかかりますが、一度ものにすれば成績のぶれがなく安定するとも言えます。)ですので、早めの着手が最大の一手になるといえます。
 一概に勉強とカテゴライズしても、教科や小項目ごとにその求められている勉強の仕方はかなり異なるといえます。
 そのことを理解して勉強に取り組むと成果も得られやすいといえます。
 大塚ゼミナールでは、学習相談や体験授業を随時受け付けております。ご興味がございましたら、お問い合わせフォームまたは電話よりお気軽にお問合せくださいませ。

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